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【子育てと仕事の話①】女性にとって仕事とは?在宅ワークという選択

子育て

子育てと仕事の両立の難しさ

今まで暇を持て余すほどの自由時間があったのに、結婚して子育てが始まり、働くことが難しくなってしまったと思う方が世の中に多くいらっしゃると思います。日本は他の先進国と比べて子育て支援が遅れていて、その結果少子化問題が深刻化しています。

 

現在、私は小学生の娘を育てながら在宅ワークをしています。昔は正社員でフルタイムで働いて、安定したお給料をもらえることが正しいと思っていました。しかし、デザイナーという職業柄、夜遅くに帰ることもありましたし、土日も働くこともありました。子どもと過ごす時間が少なく、もっと一緒にいてあげられたらなと罪悪感ばかり感じていました。

 

その頃から「女性にとって仕事とは?」と考えるようになりました。

 

収入は安定しても、心と健康が不安定に

私の個人的な意見ですが、旦那さんが子育てに積極的に参加している家庭は少ないように感じます。そうなると、子どもは保育園だったり実家に預けることになりますが、風邪をひくとお迎えに行き、病院に連れて行き、1日で治ることは難しいので次の日仕事を休むことになります。仕事を優先できない状況になってしまうのです。私は経験上その悪循環で、仕事と子育てのストレスもMAXになり、不眠症と円形脱毛症を発症。症状は軽くなりましたが、今でも眠れない日があります。

 

そうした経験から安定した収入のために子どもとの関係を疎かにしたり自分の体を壊してしまうくらいなら、不安定な収入でも構わないので子どもと一緒にいよう、自分の心身の健康を優先しよう、と考えるようになりました。

 

女性にとって仕事とは?

女性にとって仕事とは、経済的安定のためだけではなく、子どもや家族と良い関係を保ち、心身の健康を保ちながら、無理のない範囲で自分のスキルを活かして社会の役に立つことだと私は思います。

 

現在の日本は残念ながら男女平等の世の中だとは思えません。おそらく私たちが生きている間は大きく変化・改善はされないと思います。それは人間の生物学的な話でもありますし、政治的に日本の女性議員割合の低かったり、企業の中でも男性に比べて女性の活躍少なかったりと、社会全体の問題でもあります。自分の働き方を変えるには周りが変わるのを待つのではなく、自ら変わらなければいけないのです。

 

在宅ワークという選択

娘が小さい時にヨシタケシンスケさんの「それしかないわけないでしょう」という絵本をよく寝る前に娘に読まされましたが、本当にその通りだと思います。正社員や企業に雇われて働くことがすべてではありません。フリーランスで在宅ワークをし、子育てをしながら無理のない範囲で働くという選択もあるのです。

 

贅沢をしなければ最低限の生活はできます。在宅ワークも努力次第で、時には正社員で働くより稼ぐことができます。工夫次第で節税もできます。子どもが大きくなったら再就職ができるようスキルを磨いても良いと思います。

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